企業年金基金とは
年金制度の全体像
私たちは、入社すると同時に「厚生年金保険」という国の年金制度に加入します。また、すべての国民に共通の「国民年金」にも、厚生年金保険を通じて加入します。
皆さんはそれらに加えて、会社独自の企業年金制度である「中村屋企業年金基金」にも加入します。つまり、公的年金(厚生年金保険、国民年金)と企業年金の3階建ての年金に加入し、将来は国と基金の両方から給付を受けられます。
企業年金基金
皆さんが、より豊かな老後生活を迎えられるために設立されている、会社独自の企業年金制度です。将来は国の年金に加えて、加入期間や退職時年齢に応じた基金独自の年金や一時金を受けることができます。
厚生年金保険
民間企業で働く人や公務員等が加入する国の年金制度です。生年月日によって60〜65歳から老齢厚生年金が受けられます。そのほか、障害厚生年金や遺族厚生年金があります。
国民年金
20歳以上の全ての人が加入する国の年金制度です。厚生年金保険の加入者に扶養される配偶者は、保険料を負担せずに加入できます。65歳から老齢基礎年金が受けられます。そのほか、障害基礎年金や遺族基礎年金があります。
基金の組織と運営
基金は、確定給付企業年金法の規定および基金規約にもとづき、次の組織により運営されています。
代議員
・14名(選定代議員7名、互選代議員7名)基金の議決機関で、基金規約・予算と事業計画・決算と業務報告などの重要事項を決定します。
代議員会は、事業主の代表である選定代議員と、加入者(従業員)の代表である互選代議員により組織されています。
理事会
・6名(選定理事3名、互選理事3名)基金の執行機関で、事業運営の具体的方針の検討と事業計画を実行します。
理事は代議員の中から選出されます。
理事長
選定理事の中から選出され、基金運営の最高責任者として基金を代表します。事務局
常務理事・基金職員加入者の異動管理、掛金徴収、会計処理、年金・一時金の決定、支払指図、年金資産の運用管理
※加入者記録管理、年金・一時金の支払い業務はみずほ信託銀行株式会社に業務委託しています。
監事
・2名(選定、互選各1名)基金が適正に運用されるようチェックするため、代議員の中から監事を選出します。



